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8月7日〜23日の17日間、西日本を放浪してきた。 旅の構想自体は2年以上前からあったのだが、毎年ある帰省およびサークルの夏合宿・学年合宿(後半になるとフェスティバルの打ち合わせもある)に加え、一昨年は教習所、昨年はマエダさん主催の名古屋旅行があったためスケジュール的にも資金的にも厳しく、泣く泣く諦めていた。 それが今年になると、サークルは引退し、就職先も決まっていて、一気に時間ができた。学生生活最後の年でもあるし、一丁やってみるか・・・・・・というわけで、旅に出ることにした。 しかしなぜ西日本なのか? どうして夏なのにわざわざ南下するのか? まあまずは、西日本にほとんど行ったことがなかったから。長崎を除けば、自分が行ったことのある一番西の都道府県は大阪なのだ。更に、消去法的にも旅行先は西日本になる。東北は家族旅行で有名な場所は大抵行ったし、関東じゃ近過ぎる、中部は合宿や昨年の名古屋旅行で行っている、関西は来年から住むわけだから後回しでいい。 もう一つの大きな理由が「ルーツ」。自分のご先祖様は平重盛(別名・小松殿)に仕えた四国の武士で、源平合戦後、現在の宮城県村田町まで落ち延びてきて今に至るそうだ(村田にはウチの本家がある)。全国の「小松」姓には似たような経歴を辿っているケースがかなり多いため真偽の程はどうかわからないが、四国に行ってみればもしかすると何か遺伝子が騒ぐ体験ができるかもしれない。そうでなくとも面白い発見があるかもしれない。そういう、ロマン派な希望的観測に基づいて、四国には是非行こうということになった。 三つ目は、長崎に姉の家という拠点があること。久しぶりに姉に会えるし、確実に泊まらせてもらえてその分の宿泊代が浮くのだ。妊娠中の姉のためにお守りを届ける任務も果たすことができる。長崎周辺を日帰りでゆっくり回ることもできる。いいことずくめだ。 あとは、かねてより生きたかった場所の数珠繋ぎ。聖地とかね・・・・・・ 以上の内容だけでは後者の問いの答えにはまだ足りないようなので補足。 暑くなるなら北に向かうんじゃないの?って話なのは確かだ。元ネタの宗次郎の台詞も「南」ではなく「北」だ。それでも暑さをものともせずぐんぐん南下するルートを取ったのは、自分自身の特性を知ってのことであった。実は自分は暑さにも寒さにも結構強い人間なのである。実際、旅行中は天気予報的には猛暑日の連続で日差しも強かったのだが、あまり気にならなかった。暑いなあと思ったことはあるが、暑さでへばったことは一度もなかった。そういう自分の体質をよく知っていたからこそ、南下する勇気が出てきたのだ。 どんなに理屈を並び立てたからといって、人を旅に駆り立てるのは結局のところ衝動≠カゃないかと思う。 8月7日にいきなり出発したのも、衝動的な行動だった。(※もっとも、それ以前に準備は済ませてあったわけだが。) 一日一日もまた旅だったと捉えれば、なるほど、自分は随分と衝動的に動いていた。当日になっていきなりスケジュール変えたり、気になった駅で途中下車したり。 衝動のままに動いてきた17日間だったから、せめてこのブログは情念に流されず、計画的に仕上げたいものだ・笑 てことで(カネトモ風)、よろしくお願いします。 タイトル:十返舎一九『東海道中膝栗毛』より |
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